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学校法人 トキワ松学園様

法人名学校法人 トキワ松学園
所在地〒 152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
導入製品TimeP@CK-iCW 4台

目黒区碑文谷の小学校、中学校、高等学校と横浜市青葉区の横浜美術大学を経営しているトキワ松学園様。
1916年に三角錫子様が常磐松女学校を設立、三角先生の「鋼鉄(はがね)に一輪のすみれの花を添えて」という建学の精神は、現在もトキワ松学園の教育理念として生きつづけています。2016年には創立から100周年を迎えた大変歴史ある学園です。
岡本信明理事長は元東京海洋大学学長で、金魚博士としても知られ、事務局内でも珍しい金魚がたくさん飼育されていました。さかなクンとも縁があり、学校で特別講演会を開催してもらうこともあるそうです。
今回は法人事務局長の綿引様にお話しをお伺いました。

「TimeP@CK」を導入したきっかけはありましたか?

導入前は出勤簿で管理をしており、労働基準監督署の立ち入り調査があったことがきっかけです。もともと就業時間は固定だったのですが、就業規則を月単位の労働時間制、年単位の変形労働制に変更し、まずは時間管理をしましょうということで、最初は、私が作成した勤務管理簿に出退勤を自己申告にして、上長の承認をもらうという運用をしました。
碑文谷にあるトキワ松学園の職員は約80名おり、人ごとに違う勤務パターンを勤務管理簿にあらかじめ入力して、職員に実際の時間を書いてもらうという運用をしていたのですが、この勤務管理簿の作成に膨大な時間がかかっていました。
その為、この勤務管理簿の作成を効率化したいということで色々調べていたら、TimeP@CKを見つけてこれが合うのではないかと思い導入しました。
↑実際作成されていた勤務時間管理簿。左に勤務時間が記載されており、職員毎に変わる勤務時間を把握し、毎月80名分を作成されていたそう。

データ化ができたというところがポイントですか?

そうですね。
データ化して見える化できたこと、あとは業務効率化ですね。タイムレコーダーを導入することで、客観的に自分の打刻実績がわかるので、職員にとっても安心感が増したのではないかと思っています。また、今まで職員が自分の残業時間に対してあまり意識がなかったのですが、導入してからは残業時間の意識が職員に芽生え、全体の労働時間縮減にも繋がりました。

職員の方々の意識が変わったということですか?

そうですね。
導入前は、19時には帰る等色々試してみたのですが、なかなか続かず…
タイムレコーダーを導入して残業時間をきちんと集計するようになったことで、教員側も労働時間と残業代の金額の大きさに対する危機感を持ってくれました。勤務実績を見える化したことが一番大きかったと思います。

労働基準監督署が入ったことが、逆にいいきっかけにもなったということですね。

そうですね。意識改革ができたと思います。

      

今回、ICカードのモデルにした理由はありますか?

タイムカードだと毎月配らないといけないのもありますし、身分証みたいに利用できるとのことだったので、首からさげて身分証としても利用しています。

      

現在タイムレコーダーはどちらに設置していますか?

小中高で計3台、大学で1台設置しています。こちらでは、小学校、中学校、高校の専任の教職員(常勤)向けに利用しています。学校が広いので、職員がどこで打刻しても良いように複数個所に設置をしています。打刻データは、microSDカードで打刻データを集めています。

      

打刻実績をCSVでデータ化されているとのことですが、その他に帳票等は利用していますか?

締日後に「タイムカード打刻リスト」を出して職員に配布しています。打刻忘れを本人に確認・記載してもらい、休日出勤があれば代休を付与するなど、管理職がチェックし、赤字で記入しています。最後は職員にハンコを押してもらい、打刻実績をCSVで出力、打刻時刻を把握しつつ時間数集計をしています。本当は付属ソフト「サッと勤怠」で集計までできるということはわかっているのですが、勤務パターンも多いので、今は打刻実績のデータ化までを行っています。

      

打刻がデータ化できたことだけでも、かなり効率化になったのですね。

はい。
手入力に比べたら、格段に業務効率は上がりましたね。コロナ禍でオンライン授業をしていた時期もありましたが、収束してからは文科省から早めに対面を中心とした授業に戻すよう指導がありました。その為、在宅向けの大掛かりなシステムも必要なく、今の運用を維持していますね。 TimeP@CKは、一回導入したらコストがほとんどかからないところもありがたいです。

      

TimeP@CKを導入するとき、職員の方にはどのように説明されたのですか?

TimeP@CK-iCのマニュアルから一部を抜粋し、操作方法の説明書を作成して配りました。また、朝礼の時に私が実演して紹介しました。操作が簡単なので、スムーズに使ってもらえましたね。職員には手書きがなくなるので楽になること、出勤退勤時刻がデータ化される安心感が大きかったと思います。それに、ネットワークに接続しなくてもmicroSDカードで打刻データを収集できるので電源が入る場所に置けば良かったので設置も楽でしたね。

      

初期設定はどのようにされましたか?

TimeP@CKクラブに入会して、専用のフリーダイヤルに電話しながら設定をしました。今でも何度かお世話になっています。いざというときに聞けるので、安心して利用できますし、「保険に入っている」という感覚ですね。

業務の効率化だけではなく、従業員の意識改革にも成功されたということですね。
引き続きご利用いただければ幸いです。本日はありがとうございました。


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